世界的なマイクロレンズ観測網により、マイクロレンズ事象の追尾観測を実施した。MOA-2007-BLG-192Lb,MOA-2008-BLG-310Lb、MOA-2009-BLG-319Lbなど新たな惑星を発見した。一方、これまで発見された惑星事象の分布解析から、海王星に似た低温の低質量惑星が多数存在することを突き止めた。副産物として、B&C望遠鏡の空き時間を活用した新しいTransit Timing Variations(TTV)法による太陽系外惑星の探索を実施し、WASP-5の第2の惑星の存在に制限を付けたことがあげられる。
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