研究課題
基盤研究(B)
スピンと軌道が結合した全角運動量で記述される4f電子から構成される量子スピン系は、ほぼスピンのみで記述されるd電子量子スピン系に比べてその数が少ないため、いまだ多くの未知な部分を抱えている。本研究では、4f電子を量子揺らぎの大きなスピン系として振舞える環境に置いたとき、どのような基底状態をとり、どのような量子相転移を起こすか明らかにすることを目的とする。このため、新規物質の探索により新しい4f電子量子スピン系を開拓していくと共に、磁場などの外場の印加や、伝導電子との混成により4f電子量子スピン系がどのように変貌していくかを調べる。
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