研究課題
基盤研究(B)
地震発生直後に電離層内部を伝わる波動現象がGPS全電子数変化の連続観測により捉えられた。この現象は大気中を地震波のように音波などが伝播していると考えられている。GPS全電子数観測データを対象とする時間を含む4Dトモグラフィー法の開発し、実データに適応して波動現象時空間発展の記載を可能にすることが第一の目標である。さらに、地震により励起された大気中を伝播する全電子数変化現象の数値モデリング手法の開発し、観測された伝播現象と比較することで、GPS全電子数変化から地震震源の定量化を行うことが第二の目標である。
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