研究課題/領域番号 |
20340129
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 気象庁気象研究所 |
研究代表者 |
柴田 清孝 気象庁気象研究所, 環境・応用気象研究部, 室長 (50354494)
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研究分担者 |
黒田 友二 気象庁気象研究所, 気候研究部, 主任研究官 (80343888)
山崎 孝治 北海道大学, 地球環境科学研究院, 教授 (70270791)
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連携研究者 |
出牛 真 気象庁気象研究所, 環境・応用気象研究部, 研究官 (00354499)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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キーワード | 大気現象 / 熱帯準二年振動(QBO) / 成層圏 / オゾン / 年々変動 / 中高緯度 |
研究概要 |
気象研究所の化学-気候モデル(MRI-CCM)やERA-40再解析データ等を用いて熱帯準二年振動(QBO)が中高緯度の大気場・化学場の年々変動に及ぼす影響を調べた。MRI-CCMの過去再現実験データやERA-40再解析データから、熱帯QBOの中高緯度への影響は対流圏から伝播してくる惑星波に影響を与えて、それが極夜ジェットに影響を及ぼしていることが確認できた(Holton-Tan関係)。そのメカニズムは熱帯QBOと繋がった中緯度下部成層圏の領域においてQBO西風位相のとき惑星波は、これまで提唱されているのと逆に、下向き極向きになっていることがわかった。また、温暖化の将来予測実験からQBOとその中高緯度への影響の予測も行った。
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