研究課題/領域番号 |
20340139
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
福地 龍郎 山口大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (90212183)
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研究分担者 |
坂口 有人 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球内部変動研究センター, 技術研究主任 (80304666)
今井 登 独立行政法人産業技術総合研究所, 地球科学情報研究部門, グループ長 (20356512)
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連携研究者 |
徐 徐垣 独立行政法人海洋研究開発機構, 高知コア研究所, 所長 (90183847)
三木 俊克 山口大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (70091212)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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キーワード | 電子スピン共鳴 / フェリ磁性共鳴 / 有機ラジカル / 非破壊計測 / 摩擦熱 / 磁化率 / ビトリナイト反射率 / 台湾チェルンプ断層 |
研究概要 |
ボーリング掘削コア試料を非破壊計測できる走査型ESR(電子スピン共鳴)顕微鏡を作成し,断層摩擦熱や磁化率強度を一次元的および二次元的に計測する手法を開発した。また,作成した走査型ESR顕微鏡を野島断層岩試料や台湾・チェルンプ断層掘削計画(TCDP)深部掘削コア試料に実際に適用し,断層摩擦熱により生成するフェリ磁性共鳴(FMR)信号や常磁性有機ラジカル信号(g=2. 004)の二次元分布から過去の地震による摩擦発熱の状態を可視化することに成功した。
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