研究課題/領域番号 |
20340140
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地質学
|
研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
武藤 鉄司 長崎大学, 大学院・生産科学研究科, 教授 (70212248)
|
研究分担者 |
遠藤 徳孝 金沢大学, 大学院・自然科学研究科, 助教 (60314358)
横川 美和 大阪工業大学, 情報科学部, 准教授 (30240188)
関口 智寛 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 講師 (90400647)
成瀬 元 千葉大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (40362438)
|
連携研究者 |
トマー アーティ 長崎大学, 大学院・生産科学研究科, 院生
キム ウォンスク テキサス大学オースチン校, ジャクソンスクールオブジオサイエンス, 助教授
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
キーワード | 地層 / モデル実験 / 陸棚 / デルタ / 海水準変動 / オート層序学 |
研究概要 |
モデル実験の手法により,陸棚デルタ系のオート層序学的性質の一端を解明した。特に重要な新知見は次の3点である。(1)海水準上昇・下降期に陸棚デルタが必然的に経験する大規模決定論的オートジェネシスは強い堆積物分散営力下のもとでも実現しうる。(2)海岸線近傍からの跳水の周期的遡上とデルタ前置部の成層構造の形成には同期性があり,波浪はそれを鮮明化する働きがある。(3)堆積物供給量と河川流量の比率は陸棚デルタ上のチャネル変遷パターンを決定付け,デルタ海岸線の平面形状を規制する。
|