研究課題/領域番号 |
20340142
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
遠藤 一佳 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (80251411)
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研究分担者 |
平山 廉 早稲田大学, 国際教養学術院, 教授 (00238396)
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連携研究者 |
更科 功 東京大学, 大学院・理学系研究科, 研究員 (90375444)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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キーワード | 系統学 / 生体鉱物学 / カメ類 / 卵殻タンパク質 / 爬虫類 |
研究概要 |
スッポンとニワトリの卵殻中有機物に対する抗体を使って、爬虫類と鳥類について免疫反応の強さを調べ、カメ類よりも有鱗類が系統として外側に来るという結果が得られた。爬虫類と鳥類の卵殻の結晶形をラマン分光法により特定し、カメの卵殻はアラゴナイト、有鱗目、ワニ目、鳥綱の卵殻はカルサイトであることが確認された。ニワトリのメスの卵管内液を抽出し、そのイオン組成を測定した。その結果、カメ類の卵殻の鉱物多形のコントロールは卵殻内のタンパク質によるものであることが示唆された。
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