(1)研究代表者が開発した高速粒子-電磁流体(MHD)連結シミュレーションコードMEGAを用いて、核燃焼プラズマ研究の重要課題であるアルフベン固有モードと高速粒子の相互作用を研究する。具体的には以下の課題について、シミュレーション研究を推進する。 (1)高速粒子によるトロイダルアルフベン固有モード(TAE)および反転磁気シアアルフベン固有モード(RSAE)などの不安定化およびそれらの固有モードによる高速粒子の輸送 (2)アルフベン固有モードの時間発展における非線形MHD効果 (3)アルフベン固有モードのバースト的時間発展とそれに伴う高速粒子の輸送と損失 (2)将来の核燃焼プラズマにおけるアルフベン固有モードと高速α粒子の挙動予測に向けて、新しいシミュレーション手法とシミュレーションコードを開発し予測信頼性を向上させる。
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