研究課題
基盤研究(B)
分子とレーザーパルスの非線形な分極相互作用を扱える最適制御シミュレーション・アルゴリズムを開発した.(1)直線偏光パルスによる整列制御の例では, 電場の二乗の強度スペクトルが回転ラマン遷移条件を満たすようにネットワーク構造を構成することを明らかにし, 従来の種々の制御機構を統一的に理解した.(2)CO分子の配向制御においては, 整列+ 配向の2段階制御機構の有効性を提案した.(3)偏光も最適化した振動回転同時制御では, 直線偏光では生成できない振動回転波束の生成機構を数値的に示した.
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