研究課題
基盤研究(B)
本研究は、ヘテロ原子を骨格内に含む「ヘテロフラーレン」の自在合成を最終目標とし、その合目的なアプローチとして、お椀型共役化合物「ヘテラバッキーボウル」の簡便かつ汎用的な合成手法を開発し、その物性を明らかにすることを目的としている。その結果、基礎となるC_3バッキーボウルの自在合成法の開発、およびスマネン骨格の外郭6員環に窒素原子をC_3対称で導入したトリアザスマネンの合成に成功した。特に後者は、世界で初めての含窒素ヘテラバッキーボウルである。
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