研究課題
基盤研究(B)
電子の電荷に加えて、スピンの性質を利用する次世代のエレクロトニクスに関心が集まっている。本研究では、我々が世界に先駆けて開発した磁性と導電性を併せ持つ有機ドナーラジカルを改良することで、低温・圧力下(2K,15kbar)ではあるが、磁場(12T)を掛けると抵抗が99.5%も低下する物質を創り出した。さらに、2個の臭素原子を導入したドナーラジカルの単成分結晶を用いて、負性磁気抵抗を示す素子を作製することにも成功した。スピンエレクトロニクスとの分子基盤を確立したといえる。
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