研究課題
基盤研究(B)
本研究は、原因不明の加齢性疾患(白内障、皮膚硬化など)の組織にみられる蛋白質の異常凝集化はアミノ酸のD-体化が引き金であるという仮説を証明し、蛋白質の異常凝集をD-Aspを分子指標として統一的に理解することを目的としている。本年度までに下記の研究を行った。(1)白内障の主原因であるαA-,αB-クリスタリン(Cry)の異常凝集過程の解析(2)水晶体以外の眼組織におけるD-β-Asp含有蛋白質の検出(3)加齢や紫外線照射によって生じる皮膚のD-β-Asp蛋白質中の同定(4)D-Asp含有蛋白質分解酵素(DEAP)の生化学的性質
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)
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http://hlweb.rri.kyoto-u.ac.jp/fl/