パルス変調引力顕微鏡を開発し、電気分極の画像化を行い、形状画像とともに分子層における分極の時間分解計測を行う手法を開拓する。 (1)引力情報の画像化:トポグラフと分離して、トポグラフと同時に引力画像を得る方法を確立する。 (2)パルス変調引力顕微鏡の開発:パルス引力を検出し、時間分解引力顕微鏡を開発する。 (3)分子分極の時間分解画像化:有機光太陽電池など良く知られた分子分極系について、分子ドメインと同時に分極や引力の画像計測を行うことにより、ドナー、アクセプタードメインの構造と分極との関係を明らかにする実験を行い、パルス変調引力顕微鏡の有用性示す。
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