研究課題
基盤研究(B)
接触界面または接着界面を有する板材に大振幅ラム波を送信し,伝搬波形の時間-周波数解析により非線形スペクトル成分(高調波)を抽出した.その結果,接触(接着)状態に応じて,界面の非線形性により発生する高調波成分の大きさが変化し,高調波情報に基づく板材の接触(接着)状態の評価が可能であることがわかった.また,不完全界面モデルを用いた板の曲げ波伝搬解析や,ラム波分散関係に基づく累積的高調波発生条件の理論的導出を行い,本評価法を適用するうえで有用な幾つかの理論的知見を得た
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Journal of Applied Physics Vol.109, Issue 9
ページ: 094903
Journal of Solid Mechanics and Materials Engineering Vol.4, No.8
ページ: 1186-1197
数理解析研究所講究録1701「非線形波動現象の数理と応用」
ページ: 51-62