研究概要 |
本研究を通して、以下に示す成果を得た。 ・拡散接合によって3次元のマイクロリアクタを製作する技術を確立した。そのために,SUS316での最適接合条件を導いた. ・樹脂と金属のそれぞれのマイクロリアクタの熱的性能を比較し,材質の熱伝導率が熱交換効率に影響を与えることを示した.また、接合方法の異なるマイクロリアクタと比較して,拡散接合によるマイクロリアクタの優位性を示した. ・上記の条件で,冷却層の施された100層マイクロリアクタを製作した.また,マイクロリアクタを多層化して、冷却流路を配置することで、熱交換効率を向上できることを示した.
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