研究概要 |
将来の宇宙輸送システムや極超音速機用のエンジンとして,各国が研究開発を進めているデュアルモード・ラムジェットにおいて,空気流と燃料の混合が擬似衝撃波により著しく促進される機構を,PLIF(平面レーザ誘起蛍光法)やPIV(粒子画像速度計)を用いた実験と数値シミュレーションの両面から解明をする。当初の研究計画において掲げた具体的達成を目指す項目は以下の通りである。 (1)一般化蛍光比法の検証 (2)一般化蛍光比法と粒子遅れ補正PIV法による擬似衝撃波内噴射流れの速度と濃度の定量計測 (3)上記計測と数値計算結果を用いた,擬似衝撃波内部の混合促進機構の解明 (4)擬似衝撃波長さの新相関式の提案・検証 (5)トレーサ追随遅れ補正法の適用拡大
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