• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 実績報告書

立体パターニングと垂直形状形成技術による三次元実装配線の研究

研究課題

研究課題/領域番号 20360116
研究機関香川大学

研究代表者

大平 文和  香川大学, 工学部, 教授 (80325315)

研究分担者 佐々木 実  豊田工業大学, 工学部, 教授 (70282100)
キーワードMEMS / 実装技術 / 配線形成 / スプレーコート / 斜め露光 / 三次元実装 / 垂直面形成
研究概要

20年度は主に、新たに提案したブレークスルー技術の原理確認を中心に研究した。
1.高精度垂直面配線技術
(a)垂直壁面へのレジスト塗布条件の把握:スプレー噴霧レジストの塗布技術において、基板温度、サンプル移動速度、塗布回数等の条件を最適化することにより、均一なレジスト形成を可能とする条件を把握した。これにより、垂直壁の高さ約600ミクロン、配線幅約300ミクロンのレジスト塗布を実現する条件を把握した。
(b)斜め露光、現像技術の基本検討
垂直壁へのパターニングのため、レジスト膜厚を考慮した露光現像条件を明らかにした。
(c)配線形成の基本検討
Ti,Pd等のメッキ下地金属の形成、およびNiメッキ等による配線形成を行う工程において、所定の部分にのみメッキを行い垂直壁面への配線形成を可能とする原理確認を行った。
2.貫通配線形成基板技術
Si(110)面での高アスペクト比の微細な角柱形成技術の確立を目指し、その微細化に向けて下記項目を研究した。
(a)Siの異方性エッチングを利用したプロセスにおいて、薄肉ダイシングブレードによる切断微細化を検討した。
(b)これまでの合わせマークによる顕微鏡でのアライメントだけでなく、新たに事前エッチングによるマークとの位置合わせ法等を検討した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] スプレーコート技術と斜め露光技術による垂直側面への配線形成技術2008

    • 著者名/発表者名
      森井裕貴、大平文和, 他
    • 学会等名
      センサ・マイクロマシンと応用システムシンポジウム
    • 発表場所
      沖縄
    • 年月日
      2008-10-22
  • [学会発表] Conductive pattern forming method on vertical wall using spray coating and angled exposure technologies.2008

    • 著者名/発表者名
      H. Morii, F. Oohira, et al
    • 学会等名
      IEEE Optical MEMS
    • 発表場所
      ドイツ、フライブルグ
    • 年月日
      2008-08-13

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi