| 研究課題/領域番号 |
20360263
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| 研究機関 | 大阪市立大学 |
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研究代表者 |
中尾 正喜 大阪市立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60381977)
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| 研究分担者 |
矢持 進 大阪市立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30315973)
重松 孝昌 大阪市立大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (80206086)
西岡 真稔 大阪市立大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (40287470)
森 信人 京都大学, 防災研究所, 准教授 (90371476)
鍋島 美奈子 大阪市立大学, 大学院・工学研究科, 講師 (90315979)
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| キーワード | 未利用エネルギー / 人工排熱 / ヒートアイランド対策 / 底層海水 / 貧酸素化 |
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| 研究概要 |
1海水の熱ポテンシャルを利用した熱供給処理システムの検討(中尾・鍋島)
既存熱供給処理システムについて、取水・排水温度、取水量、海水と冷却水の熱交換状態、冷凍機運転状態、海水取水ポンプ運転状態、冷却水ポンプ運転状態などの運転データを収集し、排熱量の実態を把握し大規模都市排熱システムから沿岸部への排熱量を予測した。
2大規模都市排熱輸送システムのモデル化と都市気候予測モデルへの適用(中尾・西岡)
建物と熱供給プラント間の熱搬送経路である熱導管では、導管周囲の土壌や大気への熱流出が起き、配管の長さに伴う時間遅れも生じるので、これらの熱搬送に伴う伝熱現象についてもモデル化を行った。これより熱需要地と熱供給処理システム間の簡易な熱輸送モデルを構築した。
3効率的な海水の鉛直混合方法の検討と温排水拡散予測モデルの構築(重松・森)
沿岸部の鉛直混合を促進するため、また、冷却排熱の底層放出による影響を検討するため、相対的に高温な表層水を海底直上から放出した場合の影響を数値計算により検討し、現地実験の結果と比較した。大規模都市排熱システムから沿岸部に排水される温排水について、潮汐流等を予測可能な海洋モデルに温度変化についてのモジュールを追加した数値モデルを構築し、温度成層の予測と温排水拡散予測な海洋モデルの構築を進めた。
4熱供給処理システムの最適配置と、都市排熱の沿岸域排出がマクロ都市気候に及ぼす影響評価沿岸域の表層水温と都市気候の関係に関する既往研究を調査した。(全員)
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