研究概要 |
デモ炉におけるプラズマ対向材の本命と考えられるタングステン(W)を軸に,ヘリウム損傷と考えられている現象の解明ならびに損傷抑制・修復等の制御法を,新しい型のプラズマ発生装置を構築し,これを駆使することによって実施する.具体的には (1)試験装置として新しい型のプラズマ発生装置を構築し,特性を明らかにすること. (2)低温(1400K以下)領域で現れるナノ構造形成タングステンの表面物性の評価. (3)ナノ構造形成タングステンの修復や薄い炭素被覆によるナノ構造形成阻止の検討. (4)高温(1600K以上)領域で現れるバブル/孔形成の抑制を超微細結晶粒タングステン(UFG-W),層面と入射面の関係の最適化,等により評価する.
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