研究課題
基盤研究(B)
波形整形赤外光パルスを用いて分子振動準位もしくは回転準位の間の遷移を複数回繰り返すことにより同位体選択性を飛躍的に高める、という新しい同位体選択スキームの概念(分子内カスケード同位体分離法)の実現可能性を探る。計算機シミュレーションによりカスケード効果の理論的検証及び最適パルス波形の探索を行う。また、赤外光パルスの代替として可視光パルスを用いたラマン散乱による同位体選択的多段階励起実験を行い、分子内カスケード同位体分離法の基礎過程の原理実証を目指す。
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