研究課題
基盤研究(B)
本研究では、多くのペルオキシソーム形成因子(ペルオキシン)のうち、ペルオキシソーム移行シグナル1(PTS1)受容体Pex5pの膜状ドッキング因子Pex14pのN-末側領域、Pex14p(25-70)の結晶構造解析に成功した。この領域は、3個のヘリックスからなるドメイン構造をもち、突出したPhe-35およびPhe-5 が近傍の塩基性アミノ酸残基とで形成する結合部位(Sites 1 & 2)にPex5p N-末端領域側のペンタペプチドモチーフ、WXXXF/Yがすっぽりはまり込む構造をとっていることを、初めて見出した。また、膜形成に必須なPex3p は、Pex19pとシトゾールで複合体を形成、膜上のPex16pへ局在化されることにより、ペルオキシソームの膜形成が始まることを発見した(Class II pathway)。
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