研究課題
基盤研究(B)
エピトープタグをプロテアソームサブユニット遺伝子に付加した出芽酵母より高純度の26Sプロテアソームを大量にアフィニティー精製し、その標品を極低温電子顕微鏡で観察、その投影像を撮影する。その画像から26S粒子を切り出し、単粒子解析により、その立体構造を再構成する。エピトープタグを付加した野生型の26S複合体以外に、ユビキチン受容サブユニットRpn10などを欠損した各種変異体の立体構造を得て、それらを比較することで、19S中のサブユニットの位置を特定する。また、分解基質が結合したプロテアソームについても立体構造を決定し、基質を活性部位に輸送する機能に関する知見も得る。
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