研究課題
基盤研究(B)
細胞内の蛋白質の立体構造形成を助ける分子シャペロンの一つである、大腸菌シャペロニンGroELは、ATPと結合することによってその機能を発揮する。本研究ではGroELへのATP結合を光親和性標識、アミノ酸配列分析、ストップトフロー蛍光スペクトル、滴定型熱量計などを用いて調べた。その結果、(1)Tyr360近傍に2つ目のATP結合部位があること、(2)カリウムイオン非存在下では第1結合部位へのATP結合のみが観測され、その結合定数は10^4M^<-1>であること、などが明らかとなった。
すべて 2011 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (34件) 図書 (1件) 備考 (1件)
J.Mol.Biol., in the press.
Medical Bio 9月号別冊「揺らぎと生体機能」オーム社東京
ページ: 52-57
Protein Eng.Des.Sel. 23
ページ: 393-402
J.Mol.Biol. 396
ページ: 1361-1378
J.Biol.Chem. 285
ページ: 9018-9029
Proteins 76
ページ: 226-236
Biophys.J. 94
ページ: 1392-1402
Biochem. Biophys. Res.Commun. 375
ページ: 586-591
J.Biol.Chem. 283
ページ: 34773-34784
Milk Science 56
ページ: 119-122
http://gagliano.ims.ac.jp/