研究課題
基盤研究(B)
本研究では、先史時代集団の離乳期間が農耕導入によって短縮し、それが人口増加につながったという作業仮説を検討するために、骨の同位体分析、エナメル質減形成、乳幼児死亡率という3つの方法で先史時代集団の離乳期間を推定するために、方法開発を行った。現状ではそれぞれの方法での推定結果は必ずしも一致しないが、方法論の改良によって正確な離乳期の推定か可能になると考えられる。予備的な結果では、縄文集団でも授乳期間に集団差・地域差がある可能性が示された。
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