研究課題
基盤研究(B)
「海外の日本庭園調査報告書」(日本造園学会、2006)により海外の日本庭園の概要と著名庭園の実態が明らかになった。しかし、「なぜその日本庭園が必要で、どのように利用されているのか」、は明確にされていない。そこで「海外の日本庭園の存在意義と担うべき役割」について、明らかにすることが本研究の目的である。最終的には、この研究成果に基づき、海外の日本庭園の管理・運営の向上と、それぞれの庭園相互のグローバルネットワークの構築に資することを目指している。そのため、日本国外に造られた日本庭園の調査を継続し基本情報の追加再整理を実施しつつ、それら海外の日本庭園を大きく(1)日本が寄贈・支援した庭園、(2)現地独自で造園した庭園、の2グループ分けて研究を進めている。なお、国、地域により日本庭園を設置する歴史的背景や状況が異なることにも配慮しつつ研究を進めている。
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Proceeding of the ECLAS Conference in Istanbul
ページ: 645-653
the 48th IFLA World Congress in Suzhou, Proceeding CD Session No.1