研究課題
基盤研究(B)
セルロース分解に関する分野は、公害の少ない安価なバイオエタノールの生産に向けて非常に注目されている。しかし、現状においてバイオエタノールがガソリンとの価格競争に耐えるためには、現在よりもさらに効率の良いリグノセルロース分解系の構築が急務である。本研究ではこれまでのシロアリセルラーゼ研究で蓄えたノウハウを最大限生かしながら、原生動物を共生しないいわゆる高等シロアリ類を中心に、(1)後腸内共生バクテリアのセルラーゼの精製および遺伝子の特定(2)共生バクテリアがセルロソーム類似物によってセルロース分解を行うこと(3)セルロソーム類似物構造の特定(4)その性能の評価および更なる改変の可能性について研究を行い、本研究に基づいた効率的なリグノセルロース消化系モデルの提示を目指す。
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http://www.cc.u-ryukyu.ac.jp/~tokuda/