研究課題
基盤研究(B)
土壌より単離したカビMucor hiemalisが生産する特異的な糖鎖分解酵素(エンド-β-N-アセチルグルコサミニダーゼ)はタンパク質より加水分解した糖鎖を化合物に付加する活性(糖転移活性)を持っている。この反応を効率良く行う変異酵素を取得して、機能性を持つ糖鎖複合体の合成に用いた。すなわち、反応中間体(オキサゾリン糖鎖誘導体)を合成し、それを基質として用いた変異酵素による効率的な合成方法を開発するとともに、インフルエンザウィルス感染阻害剤などの医薬品の調製に応用した。
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http://www.lif.kyoto-u.ac.jp/labs/molecule/ammbio/index.html