研究課題/領域番号 |
20380058
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用生物化学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
西森 克彦 東北大学, 大学院・農学研究科, 教授 (10164609)
|
研究分担者 |
木村 正 大阪大学, 医学(系)研究科, 教授 (90240845)
|
連携研究者 |
杉本 幸彦 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 教授 (80243038)
八尾 寛 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (00144353)
黒田 公美 独立行政法人理化学研究所, 黒田研究ユニット, ユニットリーダー (90391945)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
キーワード | オキシトシン受容体 / オキシトシン / 母性行動 / セロトニン / 視索上核 / 視索前野 / Venus Venus |
研究概要 |
オキシトシン受容体KOマウスとOxtr-Venusマウスを用い、分娩後母性行動が誘導された際の脳内オキシトシン受容体遺伝子発現の変化を解析した。その結果、母性行動制御領域と知られる視索前野と多くのオキシトシンニューロンが分布する視索上核で、オキシトシン受容体発現ニューロンが増加した。同様のオキシトシン受容体発現ニューロン増加は、未妊娠マウスに母性行動を強制的に誘導した場合にも観察された。一方、OXTR(-/-), Fp(-/-)ダブルKO-雌マウスで分娩直前に発現上昇する遺伝子を探索し、TGF-β関連の幾つかの遺伝子が分娩時の子宮体部において、プロゲステロン受容体抑制を介して発現し、分娩を制御している可能性を見出した。
|