研究課題
基盤研究(B)
本申請は、新しい配偶子保全技術および生物生産技術の確立に必要な、配偶子形成制御機構の全貌解明の一環として行われている研究である。本研究では、特に減数分裂開始の引き金を引くホルモンである、17α,20β-ジヒドロキシ-4-プレグネン-3-オン(DHP)の刺激により精巣で発現が誘導されるタンパク質分解酵素「トリプシン」の精子形成およびその関連過程への作用およびその分子機構を明らかにすることを日的として行われている。具体的な研究内容は、(1)トリプシン関連因子のクローニング,(2)トリプシン機能解析系の開発、(3)トリプシンの減数分裂への作用機構の解析、(4)トリプシンの精子変態への作用機構の解析、(5)トリプシン関連因子と卵形成の関係の解析、(6)トリプシン関連因子の受精への作用機構の解析である。
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