研究課題
基盤研究(B)
Dinophysis属の栄養生理特性、増殖・毒生産能とそれらに及ぼす環境条件の影響を調べた。国内各地における自然群集のDinophysis属各種の細胞毒量の特徴を明らかにした。本属の増殖は、クリプト藻Teleaulax amphioxeiaを餌とする繊毛虫Myrionecta rubraの存在に強く依存し、温度、光の影響を強く受け、一部の毒成分は増殖の進行と共に細胞外に活発に排出された。同じ環境下で培養された同一種の毒量や毒組成が株間で大きく違う場合があり、遺伝的要因の関与が示唆された。
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