研究課題
基盤研究(B)
コラーゲンなどの細胞外基質と細胞間の接着領域に局在する蛋白質ビネキシンが、創傷治癒やがん細胞の移動に重要な役割を果たすこととその仕組みを明らかにした。また、ビネキシンと結合するアクチン調節因子WAVE2が、cAMP依存性キナーゼを細胞膜突出部に局在化させ、膜突出を促進することも示した。さらに、別のビネキシン結合蛋白質Dlg5が細胞外マトリックスの分泌を調節して細胞外環境を調節できることも明らかとした。これらの結果から接着領域裏打ちタンパク質が細胞外環境のセンサーとコントローラーとして機能する仕組みを解明した。
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