研究課題
基盤研究(B)
免疫系と神経系は生体の独立したシステムであるかのように考えられてきた。しかし、近年の免疫学と神経科学の急速な進展は、免疫系と神経系との間には密接な相互作用(クロストーク)が存在し、両者の相互作用により生体の恒常性が維持されていることが明らかになってきた。しかし、このような神経系と免疫系の相互作用については、適切な手段がなく、これまで十分な解析がなされてこなかった。本研究は研究代表者らが開発したin vitro共存培養システムと顕微光学技術を駆使して、抹消及び中枢での神経・免疫クロストークを多角的に機能解析し、クロストークの分子機構を解明するとともに、その研究成果を基盤に各種免疫疾患の治療薬探究を目指している。具体的研究は次の4項目に大別できる。(1)免疫・神経共存培養系での分子イメージングと機能解析。(2)抹消から中枢への高次機能解析(3)クロストークの分子機構解明(4)医療への展開
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