研究課題
基盤研究(B)
新規にcalibrator vectorを用いた絶対的コピー数多型の迅速な解析法を確立すると同時に、健常成人及び非小細胞肺がん検体を用いてPK/PD関連遺伝子のCNV解析を行い、その有用性を検証した。Real-time PCR法を用いるために、プライマー・プローブの設計に留意が必要なものの、迅速かつ簡便に多検体を処理できる点、また絶対的コピー数を求めることができる点で、特に臨床に即したCNV解析法として有用であると考えられる。健常成人及び非小細胞肺がん検体においてのCNV 解析では、薬物動態・薬力学関連遺伝子の一部に新規のCNVが見られ、その様態について詳細に検討した。機能変化をもたらす新規変異を特定したが、CNVの臨床的意義に関してはさらなる検討が必要である。
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Drug Metab Pharmacokinet. Apr22
Drug Metab Pharmacokinet. 24(5)
ページ: 464-468