研究概要 |
上皮間葉転換(EMT)形質を示す肺癌に関し以下の成果を得た.(1) EMTの分子機構として,クロマチンレモデリング因子BRG1, BRMの発現消失が関与する可能性を示した.(2) EMT形質を示す肺腺癌のバイオマーカーとしてCTGF(connective tissue growth factor)を同定した.(3) EMT形質を示す肺腺癌に対し化学療法剤cisplatinあるいは分子標的HDAC, Hsp 90, Proteasome, Jak2の阻害剤が有効であることを明らかにした.
|