研究課題
基盤研究(B)
本研究では我々が世界で初めて樹立したCa非依存性PLA2ベータ(iPLA2・、Pla2g6)に点突然変異を持つマウスライン(Pla2g6-inad)に関して解析を行った。その結果、このマウスは生後数週間で下肢を主体とする麻痺を呈し、ヒト乳児型神経軸索ジストロフィーのモデルマウスである事が判明した。このマウスはNKT 細胞ポピュレーションの増加等免疫異常も呈する事が分かった。今後、同疾患のメカニズム解明、治療法の開発に活かすことができる。
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Am J Pathol 175
ページ: 2257-63