研究課題
基盤研究(B)
本年度の研究で、セマフォリンシグナル分子FARP2の機能解析を行い、FARP2がインテグリンシグナルとRacのシグナルとを統合することによって、破骨細胞分化に必須の役割を果たしていることを明らかにしている。さらにFARP2遺伝子欠損マウスの作成と解析からも一連の知見を裏付ける所見を得ている(FASEB J. 24 : 4782-92. 2010)。また同じくセマフォリンシグナル分子であるMICAL分子の遺伝子欠損マウスを用いて骨の解析を行ったが、MICAL欠損マウスには骨の異常はみとめず、骨組織においてはFARP2が重要なシグナル分子であることが明らかになっている。
すべて 2010
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (2件)
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