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2008 年度 実績報告書

カルシウムサプリメントのランダム化比較試験

研究課題

研究課題/領域番号 20390183
研究機関新潟大学

研究代表者

中村 和利  新潟大学, 医歯学系, 准教授 (70207869)

研究分担者 土屋 康雄  新潟大学, 医歯学系, 助教 (60334679)
キーワード骨粗鬆症 / 骨密度 / ランダム化比較試験 / カルシウム / 女性 / 予防医学 / 栄養 / 骨代謝
研究概要

今年度の実施内容は、450人のボランティア参加者集め、ベースライン調査の完了、検査データの返却・説明、およびベースラインデータの整理であった。50〜74歳である女性ボランティアを集めるため、当該年齢の栄養士、食生活改善推進委員、JA女性部等を対象に、新潟県全県でボランティア参加者募集説明会を開催した。その結果、栄養士人37人、食生活改善推進委員280人、JA女性部62人、その、他71人の合計450人を当初の計画通り集めた。承諾書は書面でとった。検査内容は以下のとおりである。1)面接による基本属性、病歴、服薬状況、運動量、半定量的食物摂取頻度調査票によるカルシウム摂取量のデータ採取、2)身長、体重、BMI、握力の測定、3)QDR4500a(Hologic Inc, DXA法)による腰椎および大腿骨頸部の骨密度測定、4)血液検査、すなわち、血清中副甲状腺ホルモン、骨吸収マーカー(NTX)、骨形成マーカー(オステオカルシン)、その他の骨関連指標の測定を行なった。また、検査会場において介入用錠剤を配布し、介入(炭酸カルシウム剤またはプラセボの服薬)を開始した。2008年12月に骨密度検査データの返却を行ない、2009年1月と2月に参加者への結果説明を行なった。参加者の平均年齢は59.7歳(SD 5.9)、腰椎骨密度の平均値は0.906g/cm^2(SD0.153)、大腿骨頸部の骨密度は0.691g/cm^2(SD 0.097)であった。現在、その他のデータ解析を行っている。また本研究の参考データとして、過去に行なった観察データを解析し、カルシウムの骨質に対する影響を予備的に確認した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] Low calcium intake is associated with increased bone resorption in postmenopausal Japanese women : Yokogoshi Study.2009

    • 著者名/発表者名
      Nakmaura K, et al.
    • 雑誌名

      Public Health Nutrition (印刷中)

    • 査読あり
  • [備考]

    • URL

      http://www.med.niigata-u.ac.jp/hyg/carct.html

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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