研究課題
基盤研究(B)
本研究においては浸潤性膵癌を標的とした新規治療の開発のため、膵癌の浸潤傾向を規定するmicroRNAの同定とその標的遺伝子の解析を行った。浸潤性膵癌においてはmiR-126の発現が低下していることを見出し、細胞遊走能と浸潤能を抑制していることを確認した。miR-126の標的遺伝子としてADAM9を新規に同定し、miR-126の下流で細胞遊走能・浸潤能を制御することを確認した。miR-126/ADAM9を介する経路は浸潤性膵癌特異的な治療標的となりうるものと考えられた。
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