研究課題
基盤研究(B)
肺サーファクタントは気道・肺胞の全表面を覆う組織リポ蛋白質で、肺胞虚脱を防ぐとともに、呼吸器の生体防御を担っている。本研究課題では、肺胞II型細胞にしか発現しないSP-C特異的抗体を作製し、臨床への応用を可能とした。さらに、コレクチンに属するSP-A とSP-Dが、レジオネラ菌や非定型抗抗酸菌に結合し、その増殖を抑制し、宿主細胞に対する傷害活性を阻止することを明らかにした。また、SP-Dが肺胞マクロファージのマトリックスメタロプロテアーゼ活性を抑制することを見いだした。これらの結果は、肺サーファクタント蛋白質を用いた呼吸器障害防御への応用の基盤としてきわめて重要である。
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