研究課題
基盤研究(B)
脳アミロイドアンンギオパチー(CAA)は高齢者に好発する脳血管へのアミロイド沈着症であり脳出血等の原因となる。CAA関連脳出血のリスク評価法は確立しておらず、また予防法もない。本研究の目的は次の2点である:(1)CAA関連脳出血発症リスクの評価法の確立:CAA関連脳出血を将来生じるリスクの評価を、(a)脳画像(MRI、アミロイドイメージング)、(b)バイオマーカー(脳脊髄液および血液中のアミロイド関連蛋白や遺伝子多型解析)、(c)その他の随伴する疾患ないしは病態(高血圧の合併など)の3つの観点から行い、それらを統合したリスク評価法を提案し、その有用性を検証する。(2)CAA及びCAA関連脳出血の予防法の開発:新たに開発するCAAのin vitroモデル及びin vivoモデルを用い、CAAに対して有効な化合物をスクリーニングし、さらにin vivoのモデル動物を用いてその効果を確認する。
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