研究課題
基盤研究(B)
HDLやアポ蛋白A-Iはプラークからコレステロールを引き抜き、肝臓へ運ぶコレステロール逆転送系でコレステロール運搬役として働く。脂肪細胞から分泌されるアディポネクチン(APN)値とHDL-C値は正相関し、その機序としてHepG2細胞にAPNを添加すると、細胞内アポA-Iの遺伝子発現と分泌が増加し、ABCA1の発現も増加した。APNの作用機序を解明する過程で、HDL新生に関わるApoA-I、ABCA1、VLDL分泌に関わるApoB100の発現に核内受容体COUP-TF2の関与も我々は見出した。
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Biochem Biophys Res Commun 375(3)
ページ: 390-394