研究課題
基盤研究(B)
ヒトES細胞を用いた新規治療法の開発を最終目標に、Tal1/Scl遺伝子導入による造血分化のメカニズムを検討した。レンチウイルスベクターによる遺伝子導入により、Tal1/Scl遺伝子恒常発現ヒトES細胞株を得、これらの細胞株は様々な造血系コロニーを形成することが示された。また、Tal1/Scl遺伝子と協調して造血分化に作用する候補遺伝子29個をヒト胎児肝臓由来レンチウイルスcDNAライブラリーのスクリーニングにより抽出し、現在これらの遺伝子の造血分化能を詳細に検討中である。本研究成果はヒトES細胞の臨床応用に向けて重要な知見を与えることができるものと期待される。
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