研究課題
基盤研究(B)
眼付属器粘膜関連リンパ組織(MALT)リンパ腫の6q23.3欠失領域から責任遺伝子TNFAIP3/A20を発見した。マントル細胞リンパ腫の30%、びまん性大細胞型Bリンパ腫のABCサブタイプの半数にもこの遺伝子欠失が認められた。遺伝子欠失はNF-kBの活性化をもたらすと推定された。そこで、発現をノックダウンするとNF-kBが活性化するので機能的にも証明できた。また、ノックダウンによりEBウイルス不死化細胞のコロニー形成能を高めたので、腫瘍化に関与することが明らかとなった。