研究課題
基盤研究(B)
精神疾患の脳研究は、動物を用いた脳研究では限界がある。本研究では精神疾患死後脳ンクのヒト脳サンプルを用いて、質量顕微鏡という最先端技術により統合失調症死後脳の解析を実施した。ドパミン・グルタミン酸・ギャバ系が統合失調症の病因に重要で、神経伝達の基盤となるのは神経細胞(ニューロン)同士のネットワークであると言われているが、本研究の結果、統合失調症患者死後脳におけるニューロンネットワーク解明に重要な神経細胞膜成分の二次元分布を可視化することに成功した。
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Analytical and Bioanalytical Chemistry 400(7)(Epub 2011 Apr 2)
ページ: 1933-1943