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2010 年度 研究成果報告書

ヒト羊膜細胞による心筋ペースメーカー細胞の樹立と新たなペーシング療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20390366
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 胸部外科学
研究機関富山大学

研究代表者

三崎 拓郎  富山大学, 名誉教授 (40092811)

研究分担者 二階堂 敏雄  富山大学, 大学院・医学薬学研究部(医学), 教授 (50180568)
連携研究者 深原 一晃  富山大学, 大学院・医学薬学研究部(医学), 講師 (40343181)
研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワード心臓大血管外科学
研究概要

現行のペースメーカー治療に替わる、新たな治療法として、羊膜細胞を用いたペースメーカー細胞治療を行うべく、ヒト羊膜細胞を高率に心筋へ分化誘導させる方法として、ヒト羊膜細胞からNanog陽性細胞を純化する方法、およびヒト羊膜細胞にOct4遺伝子を導入しより未分化な状態へと励起させる方法を開発した。いずれの方法においてもより高率よく、さらにより高度に心筋様に分化した細胞への変化が認められ、これらの細胞は、自動能にかかわるイオンチャネルや活動電位を伝搬させるGap junctionを形成するConnexinなどペースメーカー機能を有するにあたり必須と思われる構造を有しており、ヒト羊膜細胞によるペースメーカー細胞樹立の可能性が高まった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2011 2010

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 羊膜間葉系細胞における外因性Oct4過剰発現はその心筋分化能を改善する2011

    • 著者名/発表者名
      名倉里織、大高慎吾、深原一晃、芳村直樹、二階堂敏雄、三崎拓郎
    • 学会等名
      第111回日本外科学会定期学術集会
    • 発表場所
      誌上開催
    • 年月日
      20110000
  • [学会発表] Nanog陽性羊膜間葉系細胞の選択的分離と心筋分化誘導2010

    • 著者名/発表者名
      大高慎吾、名倉里織、小池知加、岡部素典、吉田淑子、柳堅徳、三崎拓郎、二階堂敏雄
    • 学会等名
      第9回日本再生医療学会総会
    • 発表場所
      広島
    • 年月日
      20100000
  • [学会発表] Oct3/4の発現の誘導はヒト羊膜間葉系細胞を未分化状態へと励起し心筋分化能を改善する2010

    • 著者名/発表者名
      名倉里織、大高慎吾、小池知加、岡部素典、吉田淑子、柳堅徳、深原一晃、三崎拓郎、二階堂敏雄
    • 学会等名
      第9回日本再生医療学会総会
    • 発表場所
      広島
    • 年月日
      20100000

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公開日: 2012-01-26   更新日: 2014-05-20  

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