研究概要 |
サイクロフォスファミド(CP,cyclophosphamide)を用いた移植免疫寛容誘導は、混川キメリズム現象を誘導することで成立する実験系である。近年、我々はinvariant Natural Killer T (iNKT)細胞がこの実験系に必須であることを明らかにした。本研究では、iNKT細胞が産生するサイトカインの役割を検討した。 本寛容誘導系において、iNKT細胞の調節性機能は寛容誘導初期の段階で必須であること,調節性機能にはiNKT細胞が産生するIFN-γ,IL-4,IL-10などのサイトカインが単独で機能しているのではないことが示された。
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