平成23年度の研究は以下のように経緯した。(10マウスES細胞をSFEB法で分化させ神経幹細胞のマーカーSOCS1でFAC Ssortingを行い、viabilityや回収効率など至適条件を検討。回収した細胞を脳虚血モデルに移植し腫瘍形成を解析。腫瘍形成能、生存率の改善および細胞の生着と運動機能の改善を確認した。以上の結果は、Lab Invest誌に掲載された。 (2)ips細胞からSFEB法で神経幹細胞を誘導、脳虚血モデルに移植し、細胞の生着と運動機能の改善を確認した。以上の結果はBrain Res誌に掲載予定である。 (3)ES細胞より誘導した神経幹細胞の移植におけるIL-6抗体の影響を解析、IL-6抗体により拒絶反応の抑制、神経分化の促進が起こることを確認した。以上についてはJ Neurosci Res誌に掲載された。
|