研究課題
基盤研究(B)
神経幹細胞の神経分化に関わるVHL蛋白の中のBCボックスモチーフ構造のアミノ酸配列が神経分化誘導に関わるドメイン(神経分化ドメイン)であることを明らかにし、このアミノ酸配列構造のペプチドに蛋白導入ドメインを結合して多能性幹細胞を神経細胞へ分化誘導する機能性ペプチド合成した。機能性ペプチドの神経分化誘導活性は約100種のBCボックス蛋白のうちVHL、ABS2、WSB2、LRR-1が強力であった。さらに多能性体性幹細胞にこれらのペプチドを導入して神経疾患動物の脳・脊髄内へ移植すると症状の改善を認め、脳・脊髄内で神経マーカー陽性の細胞へ分化していることが示され、多能性体性幹細胞の神経分化を誘導する機能性ペプチドは、そのペプチドにより神経分化誘導された体性幹細胞を移植して神経を再生させる可能性があることが示された。
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