研究課題
基盤研究(B)
前立腺癌は、既に骨やリンパ節に転移しているような進行癌であっても内分泌療法を施行することにより軽快をみるが、その多くはやがて内分泌不応癌となり死に至る。現時点では内分泌不応癌に対する有効な治療法は確立されておらず、癌進展の分子機構の解明と治療法の確立が急務である。このような背景から、本研究では以下の点を明らかにすることを目的とする。(1)発癌から転移能獲得、内分泌不応性に至る分子機構に関連する分子マーカーをヒト臨床検体、前立腺癌細胞、ラット前立腺癌モデルを用いて同定する。(2)候補として同定した分子マーカーの解析を進め臨床上の意義を明らかとする。(3)新規治療法の開発に関する基礎実験を行い、臨床応用の可能性を明らかとする。
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