研究課題
基盤研究(B)
本研究は、末梢の痛覚系に交感神経が関与する事実を立証し、新たな疼痛制御理論を確立する試みである。まず、WGA-HRP順行性標識法を用いて歯髄における交感神経の動態について検索した。その結果、歯髄炎において、交感神経は象牙芽細胞層およびその直下に発芽することが示された。次に、発芽した交感神経が痛みを修飾するか否かについて調べるための疼痛マーカーについて検索した結果、P2X4遺伝子が急性痛のマーカーとして最も適していることが示された。
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自律神経学 47
ページ: 117-123
Neurosci Lett 435
ページ: 73-77
http://www.ddh.tohoku.ac.jp/~shindan/